BLS講習

BLS講習

2012年11月18日 AHA認定BLSヘルスケアプロバイダーコースを受講してきました。

BLSとは、ベーシック ライフ サポートの略で、救急救命の講習会です。
心停止に対し、「質の高いCPR(心肺蘇生)」を行えるか。が最大のテーマになります。
私は歯科麻酔医として働いていました。時に学生に教えたりしていたために油断がありました。
CPRはできても、「質の高いCPR」は全くできていないことがよく分かり、反省して1から学んできました。
講師には、AHA(アメリカ心臓学会)の教本に書かれていないエビデンスの背景を多く講義していただきました。
我々の今まで受けてきた教育では、脳循環を確保するためにCPRを行うとのことでした。
しかし、脳に行く前の冠動脈への血流確保が重要であること。
拡張期が大事であり、圧迫よりも戻しが大事であること。
CPRの中断は1秒でもあってはならないこと。
チームによるCPRが重要であること。
など、10時から17時まで実技、講義、実地試験、筆記試験と大変な1日でした。

現場では考えている余裕はありません。
日頃のスタッフトレーニングの必要性を感じた1日でした。

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