口臭について

来院時のアンケートにて、「口臭が気になる」をチェックされる患者さんが多いです。

口腔内には多くのタンパク質が存在します。口腔上皮は代謝が旺盛なため、

役目を終えた細胞は口腔内に捨てられます。

また、細菌と戦った白血球、死滅した細菌、食べかすなどいずれもタンパク質です。

タンパク分解酵素により分解された結果、硫化水素やメチルメルカプタンという臭気物質が産生されます。

したがって、誰のお口でも臭いが生じます。

口臭は発生する原因により分類されます。

①生理的口臭:早朝時口臭、空腹時口臭、緊張時口臭、加齢にともなう口臭など

②飲食物、嗜好品による口臭:ニンニク、飲酒、薬物の服用など

③口腔内に疾患による病的口臭:歯周病、口腔軟組織の炎症、舌苔など

④口腔以外の疾患による病的口臭:鼻疾患、呼吸器疾患、糖尿病、肝疾患、腎疾患、悪性腫瘍など

⑤心性口臭(自臭症):口腔神経症、口腔心身症

原因は様々ですが、当院に来院される患者の口臭の原因のほとんどは歯周炎です。歯周病の主原因はプラーク(歯垢)です。つまようじの先にとったプラークには1億個もの細菌がいるといわれています。

したがって、手入れをきちんとすることにより、口臭の予防になるのです。

「きちんと」が大事です。

自己流は禁物です。

投稿日: by nomura

カテゴリ:歯周病