アーカイブ: 8月 2019

オーラルスキャナ

東京都葛飾区金町の尾澤歯科医院 院長の野村です
当院のオーラルスキャナ(3Shape社 TRIOS)を紹介します。
歯科医院ではかぶせものを作る際に(印象採得)型どりを行います。型どりの際は材料が硬化するまで待たなければなりませんので大変な思いをされたことがあると思います。
当院ではオーラルスキャナで型どりを行うことができます。
口腔内を専用の機械にてスキャンします。
精密なスキャンにより、精密なかぶせものが完成します。
従来法の印象のメリットは?
 安価に行うことができます(健康保険適応)
従来法の印象のデメリットは?
 印象材を口腔内に入れるため不快
 印象材、石膏の変形がある
 印象材の硬化時間、石膏の硬化時間ががかかります
オーラルスキャナのメリットは?
 印象材や石膏の変形がないため、非常に精密なかぶせものが完成します
 印象材を口の中に入れないため、不快な治療が減ります
 CTデータと組み合わせることができ、インプラント手術をより安全に行うことが出来る
オーラルスキャナのデメリットは?
 保険適応外である
 義歯の印象には今のところ困難
デジタル化により従来の方法では出来なかったことが色々と可能になっています。
ご不明な点は何でもお尋ねください。

投稿日: by nomura

CTによる診査について

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です

CTによるX線診査について

CT診査による最大のメリットは、立体的に把握することにより、必要な情報が得られることです。

歯科治療はとても細かい部分まで考慮する治療が多く、従来のX線診査では分からないことがありました。CT診査により正しい診断が得られることは最大のメリットでしょう。

反面、被爆線量が増えるというデメリットがあります。

当院のCT器械(フィンランド インスツルメンタリウム社)の特徴は被曝線量を抑えられるというものです。

超低被爆撮影モードがあり、従来のX線撮影よりも低被爆で撮影することができます。

日本製の器械は多いですが、被曝線量の調整ができる製品はほとんどなく高い被曝線量の疑いが大きいです。

また、被曝量をカタログに明示した製品も、インスツルメンタリウム社だけです。

部分的に撮影も可能ですので、根管治療から広範囲のインプラント治療まで様々な症例に有効となります。

ハイクオリティーな画像を、患者さんの体に少しでもやさしい器械で撮影し診査をします。

健康保険が使える場合がありますので、更に身近な診断器機となりました。

 

投稿日: by nomura