アーカイブ: 9月 2011

虫歯菌、脳出血を助長

「虫歯菌、脳出血を助長」

本日、平成23年9月27日(水)日経新聞夕刊より

「歯周病菌」が心臓病に悪影響を及ぼしていることは大分周知されてきたと思います。

循環器科の医師にもリスクファクターとして認識されています。

本日の記事は「むし歯菌」です。

虫歯菌に脳出血を促すタイプがあり、その保菌者の脳出血のリスクはそうでない人の4~5倍とのこと。

口腔内の衛生状態を良くすることが、健康にもつながることがまた1つ証明されました。

尾澤歯科医院では全ての患者様に口腔衛生指導を行っています。このことで、皆様の健康が維持されると信じてこれからも行っていきます。

 

投稿日: by nomura

リフレッシュ休暇

9月、10月は学会シーズンのため週末はほぼ学会出張となります。

連休にリフレッシュ休暇をとり、本栖湖に行ってきました。

富士山には2度登りましたが、富士山は見る方がいいですね。

特に、本栖湖から見る富士は大変美しいです。構図が良く、バランスの良い富士が見られます。

お札のデザインのように、逆さ富士も見ることが出来ました。

リフレッシュして来ましたので、明日からまた頑張って参ります。

 

投稿日: by nomura

本を出版しました

9月1日に歯科医師向けの本を出版しました。

医歯薬出版より共著で、「このインプラントなに?」というタイトルで出版しました。

日本国内で販売されていた、もしくは販売されているインプラントを分類し、形態的な特徴を詳細に示すことで、他歯科医院にて手術されたインプラントを特定出来るようにした本です。

100種類以上のインプラントを実際に集めて、実物の特徴、レントゲン的な特徴、インプラントーアバットメント間のクレストモジュールの特徴を記述してあります。

実際に当院においても、他医院にて手術された患者様が数多く来院します。

インプラントメーカーが分かれば、メーカーに問い合わせてメンテナンスが出来ますが、分からなければ抜去しなくてはならない場合があります。

高額な治療費を支払いインプラントを入れた患者様の事を考えると、簡単に抜くことは出来ません。

従って「このインプラントなに?」は開業歯科医にとって必ず有用な本であると確信しています。

販売してわずか1週間ですが、増刷が決まりました。

「このインプラントなに?」が、少しでも多くの歯科医師、患者様の役に立つことを願っています。

投稿日: by nomura

歯科治療のX線撮影は安全です

震災後、X線について不安に思うところでしょう。

結論から申し上げると、「歯科治療でのX線は安全です。」

一般的に歯科医院で使用するX線はデンタルX線とパノラマX線です。

デンタルX線は2.5cm×3.5cm程度の小さなフイルムにうつしだすものです。

デンタルX線で0.01ミリシーベルト。当院ではデジタル撮影のためその約1/10の0.001ミリシーベルト程度ですみます。

パノラマX線は口腔内全体をうつしだす大きなものです。パノラマで0.03ミリシーベルト。当院では約0.02ミリシーベルト位です。

いずれにしても極めて微量の放射線量です。

しかし、微量が蓄積されると悪影響を及ぼすため、当院では以前よりパノラマX線は約1年おきに撮影するように決めています。

デンタルX線はさらに微量なため、高頻度で撮影する場合もあります。

歯科医院のX線は散乱しないため、照射はその部位のみに収まります。したがって妊娠されている場合においても安全に撮影が可能になります。

我々歯科医師がX線撮影をお勧めした際は、どうぞ安心して撮影をしてください。

 

 

 

 

投稿日: by nomura