インプラントは悪者?

本日19:30より、NHKにてインプラントの特集があります。

内容はインプラントの術後トラブルについてのようです。

インプラントを安易にするべきではありませんが、

インプラントをしたことにより、患者さまのQOL(生活の質)が上がったとの声をたくさんいただいています。

ではなぜ、インプラント術後のトラブルが多いのでしょうか?

1つは、歯科医師の勉強不足が挙げられるでしょう。

インプラントは今でこそ大学教育でも取り上げられますが、数年前までは大学において、インプラント教育はありませんでした。

大学では科学的な根拠に乏しいとの理由により、治療を避けてきました。

日本においてはインプラントは、開業医が先導してきた経緯があるのです。

教育を受けていない先生方が安易にインプラントに取り組めば、結果は分かります。

また、外科教育をされていない。歯周病のトレーニング、補綴(かぶせものなど)のトレーニングを受けていない先生がおこなう治療ではないと思っています。

トレーニングされた歯科医師は安易にインプラントを勧めません。

メリット、デメリットを熟考の上、治療計画を立てるはずです。

大学病院よりも、日本口腔インプラント学会の専門医がいるクリニックで治療を受けることをお勧めします。

 

投稿日: by nomura

カテゴリ:インプラント