新型コロナと歯科医療

東京都葛飾区 尾澤歯科医院院長の野村です

5月半ばになりますが、東京都は緊急事態宣言を継続することが決まっております。

尾澤歯科医院において、現在の歯科治療をどのようにすべきかをお伝えします。

歯科医療は生命に関わることもありますので、診療を延期すべきかどうかは歯科医師の判断のもと決める必要があります。

口腔内細菌が引き起こす疾患は多くあります。現在問題になっている代表例が肺炎です。口腔内細菌は気道を介し容易に肺に到達します。口腔内の手入れを怠ることで細菌は爆発的に増加します。免疫力の低下した方が口腔内細菌により肺炎を引き起こすことはインフルエンザウィルスにて実証されています。新型コロナウィルスにおいても同様なことが言えるでしょう。口腔ケアは延期すべきという意見には同意出来ません。

尾澤歯科医院において、現在リコール(定期検診)は停止しています。6月より段階的に再開する予定です。

歯科医師、歯科衛生士がこの状況においてもリコールが必要と判断した場合のみ連絡するようにしています。

通常の歯科治療は5月より再開しています。

日本において、歯科治療で患者に感染させた報告はありません。感染しない、感染させない取り組みは日頃より徹底しています。検温、消毒液うがいも継続しますが、ご家庭で検温していただけると助かります。また、マスクの着用もお願いします。治療以外においてマスクの着用を励行しています。治療前には手洗いもしくは手指用アルコールにて消毒も忘れずに。

いつもご協力ありがとうございます。

 

投稿日: by nomura

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