葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。
本日の日本経済新聞朝刊の記事です。
虫歯の原因である、ミュータンス菌の一種に感染すると、潰瘍性大腸炎となるリスクが4倍になるという記事です。
口腔内の細菌が、血液中に入り込んで様々な悪影響を及ぼすことは知られています。
口腔内では、歯周炎などで炎症を引き起こしている方が多いため、
炎症部位から細菌が入り込みます。
やはり予防は歯の手入れや、定期的な歯科検診。
また、プロフェッショナルによる衛生指導、クリーニングが重要になります。
2012年3月27日
葛飾区 金町 尾澤歯科医院の野村です。
よくある質問です。
「毎日磨いているのに、どうして虫歯や歯槽のうろうになるのでしょう?」
お口は千差万別。人それぞれに合った歯ブラシなどの道具や磨き方があります。
自己流では磨き残しが多く、歯科衛生士による個人に合った指導が大切です。
磨き残しを数カ月放置すると、歯周炎は進行するといわれています。
また、歯磨き指導をうけた方でも100%磨ける方はいません。
当院における目標は、プラークコントロールレコードが20%以下です。
したがって、定期的なチェックが大事になってきます。
先日行ったアンケート調査では、歯磨き指導に関することで高い関心をいただきました。
当院の患者さんの特徴は、歯がきれいなことです
また、来院した患者さんには、必ず歯磨き指導を行っています。
虫歯や歯周病の進行がおそくなります。
歯科治療もやりやすくなりますので、大変助かっています。
2012年2月9日尾澤歯科医院 院長の野村です。
歯周炎や虫歯を予防するのに、治療が終了した後も来院していただく必要があります。
生活習慣によるものが多いため、治療後に手入れを怠ると再発したり、新たな病変をおこします。
定期的な来院は不可欠と考えています。
しかし、われわれ歯科医師が来てくださいと押しつけても素直に受け取る方は少ないです。
私たちの仕事は病気の方を診るのが仕事ですが、病気にならないように予防することも大事だと考えています。
昨日、予防歯科について、高松市の新谷先生の講演を聴く機会がありました。
私も取り組みたいと考えていた、予防のための医院のシステムづくりについての講演でした。
早急にとりかかろうと思っています。
2011年11月21日
電動歯ブラシについての質問が多くあります。
サンスターの調査によると、電動歯ブラシの使用率は30~40才代で15%くらいです。
使用理由として、手用の歯ブラシよりも歯垢が取れそうという回答が最も多くみられます。
尾澤歯科医院では、フィリップ社製の音波ブラシのソニッケア フレックスケアをお勧めします。
世界的なシェアNo.1の製品です。
製品によって特徴があるため、全ての製品を推奨することは出来ません。
使用する前に、分かっていただきたいことを挙げます。
1、手用歯ブラシと同等またはそれ以上のプラーク除去効果が得られます。
2、正しく使用しないと効果がないこと。手用歯ブラシで行うのと同じように、一生懸命使って初めて効果が得られます。歯科衛生士による指導のもと使用することが大事です。
3、ブラッシング時間を短縮できます。
4、小児、高齢者、身障者など、細かく手を動かせない方をサポートします。
5、清掃効果に関して、過剰な期待をしてはいけません。
私も毎日使用しています。
忙しい時に特に有効だと思います。
ただし、デンタルフロス(糸ようじ)も併用しています。
歯間部の汚れはフロスが一番だと思っています。
歯間が大きく隙間が空いた方は歯間ブラシが有効です。
尾澤歯科医院では、試しに使っていただくために用意をしております。
歯磨き指導の際に使用していただくことが出来ますので、お声をかけてください。
2011年6月29日© OZAWA DENTAL CLINIC