カテゴリ: 学会・研修会

摂食機能療法講演会

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

平成26年1月22日(水)葛飾区歯科医師会において学術講演会がおこなわれました。

日本大学歯学部 摂食機能療法学講座教授 植田先生により、「診療所で実施する摂食機能療法のはじまり」という演題にて講演をしていただきました。

特別な器具を使用しない機能評価

1.オーラルディアドコキネシス

2.反復性唾液嚥下テスト

3.ブローイング

などを行い、間接的な訓練を取り入れることで口腔機能の向上を図ることが重要である。

脳卒中などにより、四肢障害とともに、口腔機能障害がおこります。

リハビリは四肢だけでなく、口腔機能のリハビリも大事です。

毎日ミキサー食を胃に流し込むよりも、ご自身の力で咀嚼し、嚥下をしたほうが良いのは明白でしょう。

特殊な器材をしようしなくても我々歯科医師にできることがあるということで、早速実践していこうと思いました。

 

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コンポジットレジン修復ハンズオンコースに参加

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です

平成25年11月23日、24日の2日間にわたりCR修復のハンズオンコースに参加しました。

講師は東京医科歯科大学 高齢者歯科学講座で同門の高橋登先生。

医局時代より大変お世話になっている先生です。

CR審美修復は確実性がないと考えていたため、自費治療では患者さんにお勧めしていませんでした。

高橋登先生の推奨している「3Dレイヤーテクニック」は共感できるものでしたので、取り入れることにしました。

治療時間と設備、ランニングコストから、保険治療で提供することは出来ませんが、

自費治療のオプションとして選択していただければ患者さんにとって、とても有益な方法となります。

セラミックスによるかぶせ物の治療は、審美的に優れております。

しかし、歯の削合量が多いという欠点があります。

むし歯に罹患している部分を削合し、出来るだけ歯質を保存してCR修復を行うことは、歯を長持ちさせることにつながります。

仕上がりは美しく、セラミックスと比べても分からないくらいです。

セラミックスは歯の強度以上で、経年変化がありませんが、審美CR修復は色の変色は避けられません。

しかし、自分の歯も経年変化があるため、同等ということも出来ます。

少しでも多くの歯を保存し永く使用していただくためには、様々な努力が必要です。

 

投稿日: by nomura

歯周病勉強会

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です

平成25年11月16日 歯周病勉強会に参加しました。

本日はインプラント周囲炎と咬合のテーマで文献抄読。

インプラントに過剰な咬合を与えるとどうなるか。

インプラント周囲の骨吸収を起こし、最終的には脱落します。

動物実験において咬合を100μm高くしたくらいでは骨吸収を起こしませんでしたが、

250μmでは明らかな骨吸収が生じ、さらにインプラント周囲にプラーク(細菌のかたまり)がある場合には咬合負荷と相乗効果が生じ、インプラント周囲の骨を吸収するようです。

プラークコントロールの重要性や定期的なメインテナンスによる咬合のチェックが重要であることを示唆していました。

場合によりナイトガード(夜間に装着するマウスピース)は必要でしょう。

睡眠時は日常の3~4倍の咬合力をかけてしまう方がいます。

そのような方がクッション機能のないインプラントで咬合すると、インプラントのかぶせ物が壊れたりインプラント周囲の骨吸収を起こしたりします。時にインプラント自体が折れることもあります。

このような方にはナイトガードは必須です。

 

 

 

 

 

 

 

投稿日: by nomura

インプラント学会認定講習会

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

平成25年10月13日(日) 公益社団法人 日本歯科先端技術研究所にて、

日本口腔インプラント学会認定講習会の講義をしました。

KOUGI

「CGFと静脈確保について」の演題にて講義、デモを行いました。

CGFは患者ご自身の血液を遠心分離し、強固なフィブリンを採取して

手術の際に利用するものです。

ご自身の血液のみ使用し、添加剤は一切使用しないことより、安全な材料と言えます。

メリットは、創傷の治癒促進にあります。

細胞の足場を人工的に作ることで、治癒のスピードを促進することができるのです。

例えば抜歯してそのままにしておいても、血液がたまり、凝固して血餅となり結合組織ができて、徐々に骨を再生するという治癒過程があります。

しかし、抜歯後にCGFを入れることで、不確実な血餅が出来る過程を、

確実にフィプリンで覆うことが出来ます。

また、このフィブリンの塊には創傷治癒を促進させる増殖因子が多く含まれている事より治癒を早めることが可能です。

当院では、主に自費治療においてCGFを活用しております。

 

投稿日: by nomura

第41回歯科麻酔学会

葛飾区金町 尾澤歯科医院 院長の野村です。

平成25年10月3日 歯科麻酔学会に参加しました。

当院で使用している電動局所麻酔器の「アネジェクト」の評判は高いようです。

歯科治療の恐怖心は、注射の痛みが多いことから、当院では電動麻酔器「アネジェクト」を使用しています。

手動の局所麻酔ですと、注入圧のコントロールが難しいため、電動局所麻酔器を使用しています。

電動で徐々に薬を注入することで痛みが少なくなり、また、表面麻酔を併用することで痛みを完全になくします。

麻酔をしたことに気付かない患者さんもいるくらいです。

小さなお子さんにもとても有効です。

小さなお子さんは痛いと泣いてしまい、治療になりません。

表面麻酔をしてから「アネジェクト」を見せないようにして注射します。

痛くないため、麻酔をしたかどうかわかっていないお子さんがほとんどです。

終わってからお母さんに「チックン痛かった?」と聞かれても何のことか分からず答えられないお子さんが多いです。

お母さんの「チックン」という言葉の方が痛々しい感じがするので、当院では控えて下さいね。よろしくお願いします。

 

 

投稿日: by nomura

口腔外科セミナー

葛飾区金町 尾澤歯科医院 院長の野村です。

平成25年9月8日(日曜日) 東京医科歯科大学口腔外科の主催するセミナーに参加。

「抗生剤の使用方法」 「口腔外傷について」の講義でした。

抗生剤の講義では、口腔内細菌だけからみると、第3世代セフェム系よりも、昔からあるペニシリン系の方が有効であることを再認識しました。

抗菌スペクトルの広い第3世代セフェムを、ほぼ自動的に処方していた事は、反省すべきかと思いました。

最近の臨床的な私見ですが、第3世代セフェムは、耐性菌が増えたことが原因なのか、効き目が少ない感じがあります。

しかし、現在の薬の方が、アレルギー等の副作用が少ないので、それもメリットと考えております。

抗生剤ではありませんが、アセトアミノフェンの1回投与量を増やすことが出来るようになったため、ロキソニンと同程度の鎮痛作用が得られるようになったとのこと。

「口腔外傷」の講義では、我々開業医が直接関わっている分野です。

まずは開業医に来るケースが多く、適切な処置が必要になってきます。

歯の脱臼に関しても、適切な初期治療が治療の成功を導きます。

脱臼歯の処理方法など、地域に認識してもらうことが重要であることを再認識しました。

自分ではわかりきっていると思う事でも、実際に受講するとかなり勉強になったセミナーとなりました。

 

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ゼニス エビデンシャルレクチャー

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です

平成25年7月28日(日) ゼニス出版主催のインプラント講演会に参加しました。IMG_2147

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HAインプラント(ハイドロキシアパタイトコーティングされたインプラント)の講演。

講師は菅原明喜氏。

アメリカのNISTにて研究を続けておられる研究者です。

HAの生体適合性の理論を基礎研究の視点から、臨床家向けにやさしくレクチャーしていただき、今までのHAに対する考えを少し変化させることができました。

尾澤歯科医院において、HAインプラントを15年以上前に使用していました。

現在は使用していません。

HAインプラントはその生体適合性の高さより、骨との結合率が高くなります。

しかし、HAインプラントがインプラント周囲炎に罹患すると、HAが治癒を阻害するため、治りにくいのが現状です。

しかし、純チタン製のインプラントは、表面性状がメーカーによって様々なため、インプラント周囲炎に罹患した場合に有利とは言えません。

私が主に使用するストローマン社の製品はインプラント周囲炎に罹患した場合、リカバリーがし易いインプラント表面性状を有していると思います。

他社の製品と比較すると、比較的に清掃がしやすいと感じています。

同一口腔内にてHAインプラントは治癒しないけれど、ストローマン社インプラントは治癒するという事をよく体験します。

残念ながら、当院ではHAインプラントの出番はなさそうです。

 

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インプラント周囲炎

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です

平成25年7月20日、二階堂雅彦先生の主催する歯周病勉強会に参加しました。

最近のテーマは「インプラント周囲炎」

最新の文献を検討しました。

天然歯の歯周炎とインプラント周囲炎。

同じ口腔内で発生するものですが、わからないことが多くあります。

天然歯の歯周炎は、長年の研究によりおおよその原因菌は解明されています。

インプラント周囲炎はまだまだ研究されていないことが多く、原因菌さえも解明されていません。

昨日読んだ論文によると、共通する細菌はあるものの、インプラントには黄色ブドウ球菌がつきやすいというもの。

また、T.Forsythiaという細菌が優位に多く認められたとのこと。

インプラント周囲炎は天然歯の歯周炎とは違った細菌が関与している可能性が示唆されました。

クリニックの立場から申し上げると、

プラークコントロールが重要であり、細菌の塊が永く留まらない環境にすることが大事です。

現時点では、定期的にメンテナンスをしていくことに変わりはありません。

 

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CID Clubに参加

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

平成25年7月14,15日の2日間、インプラントの勉強会であるCID Clubに参加してきました。

今回のゲストはクインテッセンス出版の佐々木社長、(株)モリタの森田社長をお招きし、

「これからの歯科界へのメッセージ」を講演していただきました。

中でも佐々木社長のプロフェッショナル論は私も日頃より思うところがあり、共感しました。

開業医にとって、専門医はあまり意味をなさず、様々な分野に精通することが、

これからの歯科医療にとって大事であるということ。

インプラント専門医だけではなく、歯周病であったり、根管治療の専門もしくは相当の知識を持ち、

それを患者に還元すること。

講演時間が短く、まだまだ聞きたいことがあり残念。

 

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藤本研修会OB会講演会

東京都葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

2003年3月31日 東京歯科大学において、藤本研修会のOB会講演会があり参加しました。

「All Ceramic Restorationのサイエンスと臨床」の演題にて、

ワシントン大学補綴大学院卒業の石部元朗先生

インディアナ大学補綴大学院卒業の岡村光信先生

の2名の先生の講演でした。

CAD/CAM技術の進歩により、工業界においては技術革新がおきています。

歯科においても同様で、メタルを極力使用せずにオールセラミックス修復をCAD/CAMにて機械製作をすることが主流になってきました。

以前は、歯科技工士がメタルを鋳造し、かぶせ物を作製していましたが、電子的にスキャニングし、パソコン上にて設計、機械で削りだしを行うようになりました。

当院においても、保険外治療の大半はCAD/CAMを使用しています。

適合性、審美性、機械的強度、コスト等、様々な要因がありますが、現在十分に満足の得られる技工物が得られるようになりました。

これからまだまだ伸びる分野かと思われます。

 

投稿日: by nomura